- ただでさえ仕事が多いのに、細かい雑用も振られてキャパオーバーとなっている
- 仕事を頼まれると気が引けて忙しいのに断れない
- 相手を不快にさせずに仕事を断る方法ってないの?
相手を不快にさせることを恐れて、できない仕事まで引き受けてしまうこともあると思います。
そんな経験をしている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしその状況を放置していると、自分が疲れるだけでなく会社に迷惑をかけてしまうこともあります。
本記事ではそんな状況を改善するために、「角の立たない・相手を不快にさせない断り方」をご紹介します。
本記事で紹介する方法を実践し相手を不快にさせずに仕事を断ることができれば、仕事に追われる生活から抜け出すことができます。
1.できない仕事は断ってもいい【誰がやるかより納期に間に合うことが重要です】
まず大前提として、
明確な理由があってできない仕事は断っても問題ありません。
となればあなたの責任となるだけでなく、会社に損害を与えてしまいます。
きつい言い方をすれば「あなたが仕事を断れなかったことが原因で損失が発生した」ということになります。
こんな状況は誰も幸せになりませんよね。
上司が怖くて断れない気持ちもわかりますが、できないのに仕事を引き受けてしまうことが会社に損害を与える場合もあることを覚えておきましょう。
2.相手を不快にさせるよくない断り方
職場の雰囲気を悪くしてしまうよくない断り方は次の3つです。
- 用件を伝える前から嫌な雰囲気を醸し出す
- 第一声で「できません」的なニュアンスの言葉を発する
- 自分ではなく他の人に依頼してほしいと言う
用件を伝える前から嫌な雰囲気を醸し出す
話しかけられた時に
- ため息をつく
- あからさまに嫌そうな態度を取る
そういったことは止めましょう。
自分の作業を中断させられたり、忙しいのに話しかけられて気分が良くないかもしれません。
しかし、用件を聞く前から嫌な態度を取ると人間関係がかなり悪くなってしまい、さらによくない状況を招きます。
下手すると今後の仕事もうまく連携できなくなり、会社の業績に悪影響を及ぼす可能性がありますので、注意が必要です。
第一声で「できません」的なニュアンスの言葉を発する
こちらもよくない対応の仕方です。
仕事の依頼をしに行って
「できるわけありません」
「この状況で私ができると思いますか?」
なんていきなり言われたら気分よくありませんよね。
とても忙しいときに話しかけられるとそのように言いたくなる気持ちもわかりますが、グッと我慢して心にとどめておきましょう。
自分ではなく他の人に依頼してほしいと言う
仕事が忙しくなってくると細かい雑用などは他の人に依頼してほしくなりますよね。
ですが依頼されたときに
なんて言われると
と思う人もいるはずです。
3.できない仕事を上手に断る方法【具体例も紹介します】
相手を不快にさせず、角の立たない断り方を知っておくことで、人間関係を悪くすることなく仕事を断ることができます。
ポイントは
の3ステップを踏むことです。
①謝罪する
「せっかく依頼してくださったのに申し訳ございません」
「お声かけいただいてありがとうございます」
などまずは謝罪や感謝の言葉を述べましょう。
依頼する側はあなたならやってくれる、期待以上の成果をあげてくれると思って仕事を依頼しています。
最初に仕事を依頼してくださったことに対する感謝とできない旨の謝罪をしましょう。
この言葉があるだけで相手の気分を害する確率を減らすことができます。
②理由を説明し断る
当然相手はなぜできないのか理由を知りたいはずです。
できない理由として
- 前向きな理由
- 後ろ向きの理由
があると思います。
前向きな理由は次のようなものです。
前向きな理由であれば、依頼する側も
となるかもしれません。
たとえあなたが引き受けることになったとしても、
とプラスの評価になることは間違いないでしょう。
このような前向きな理由があれば一番いいですが、大体の仕事は忙しいなどの後ろ向きの理由が断る要因になると思います。
忙しさを理由とする場合は、次の2つを上司に相談しましょう。
- 今現状抱えている仕事を伝える
- それらの仕事と今回依頼された仕事のどちらを優先すべきか
こんな感じで伝えれば大丈夫です。
OKがでれば上司の責任の下で指示された仕事をしましょう。ダメなら他の人に仕事を振ってくれるはずです。
相手が上司でなかった場合は、
のように回答を保留して、上司に確認を取るようにしましょう。
本当はあなたが今やっている仕事を優先すべきなのに勝手に違う仕事をしたとなっては、責任は依頼した人でも上司でもなくあなたに降りかかってきます。
上司の確認を取れば上司の責任となるので、自分の身を守るためにも必ず相談するようにしてください。
③代替案を提示する
いくら理由を伝えたとしても、断られると気分はよくありません。
そこで
「〇〇の仕事が終わり次第対応可能です」
「他に対応可能な方がいないか確認します」
など、代替案を出すと印象が良くなります。
4.まとめ【断れる環境ではなく疲弊しているなら転職という手段も考えましょう】
今回ご紹介した方法で断ったとしても
「他にやる人がいないから残業してでもやってくれ」
と言われる場合もあるでしょう。
また、上司が怖くて断れる雰囲気じゃない場合も多いと思います。
そんな環境では仕事に追われ、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。
プライベートでも仕事のことが頭から離れず、十分に休むことができなくなってしまう可能性もあるでしょう。
ストレスなく働けそうな場所を探す場合は転職エージェントを利用すると見つけやすいです。
リクルートエージェントやdodaのような大手転職エージェントでは、
- 残業が少ない
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といった条件で探すこともできます。
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